タイム・ワーナーは、オンラインTVサービスHuluとの長期にわたる協議を経て、同社の株式10%を取得することを発表したと、 Variety誌が報じている。この株式取得にかかる費用は約5億8000万ドルで、Huluの評価額は58億ドルと報じられている。
この契約により、タイム・ワーナーは既存の所有者であるディズニー、21世紀フォックス、コムキャスト傘下のNBCユニバーサルと提携することになり、また、ターナーやCNNなどのタイム・ワーナーのチャンネルは、Huluが来年開始したいと考えている新しい有料テレビサービスの一部となることになる。
Variety誌は、この資金注入によりHuluが市場リーダーのNetflixと競争できるようになると報じている。
Huluは、資金注入とタイム・ワーナーの戦略的支援により、オリジナル番組の獲得、ライセンス契約の締結、サービスの拡大において、有料VODのリーダーであるNetflixに挑戦するためのさらなる戦力を獲得した。
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