明日のMacの大型アップデートを前に、Appleは本日iCloud.comに微妙な変更を加えました。以前は「ホーム」クイックリンクがあった場所に、Appleは最近アイコンを更新し、macOSに似た新しい「Launchpad」アイコンを表示するようになりました。アプリの右上隅をクリックしてアイコングリッドを表示すると、以前の「ホーム」アイコンがあった場所に新しい「Launchpad」オプションが表示されます。さて、これを深く考えずに言うと、おそらくそれほど注目すべき変更ではないでしょう…
Appleは約1週間前にこの変更を行いましたが、それ以来、比較的目立たないままでした。Appleがこの変更を行った理由は、新しいホームアプリとの混乱を避けるためだと考えられます。iOS 10では、当然ながら、HomeKitアクセサリを管理できる全く新しいホームアプリが導入され、iCloud.comの以前の「ホーム」アイコンに非常によく似たアイコンが採用されています。しかし、iCloud.comでは、ホームのクイックリンクをクリックすると、アプリのホーム画面に戻るだけでした。
Launchpadアイコンへの変更は、macOSではLaunchpadアイコンをクリックするとMacアプリのアイコングリッドが表示されることから、一部の熱心なユーザーの間では、将来のウェブアプリサポートへの示唆ではないかとの憶測が広がっています。Appleがウェブアプリのサポート開始を計画している可能性は確かにありますが、この変更のより可能性の高い理由は、macOSとiCloud.comの一貫性を保つため、そしてiOS 10のホームアプリとの混同を避けるためです。
iTunesやApple Musicのようなクロスプラットフォームサービスにおいても、長らくネイティブアプリケーションを採用してきたAppleにとって、Webアプリは興味深い選択肢となるでしょう。Appleのアプリケーションは一般的にデバイス間でスムーズに同期するため、WebアプリはmacOSユーザーにとって大きなメリットにはならないでしょう。しかし、Webアプリがあれば、macOSユーザーはWindows PCからでもサービスにアクセスできるようになります。現在、iCloud.comには、メール、Pages、Keynote、Numbers、iPhoneを探すなど、様々なAppleサービス用のWebアプリが用意されています。ただし、iMessage、FaceTime、iTunesなどのサービスはサポートされていません。
とはいえ、Appleによる今回の変更は、一貫性と混乱の軽減を優先した変更に過ぎない可能性が高いでしょう。ところで、皆さんはiCloudウェブアプリを使いますでしょうか?ぜひ下のコメント欄で教えてください。
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