macOS Catalinaの主な変更点の一つは、 18年ぶりにiTunesに代わる新しいミュージックアプリです。ユーザーは引き続きローカルで楽曲を管理できますが、新しいミュージックアプリはiOSで提供されているものと同じエクスペリエンスに基づいており、Apple Musicに重点が置かれています。この変更は、Macで音楽アプリを使用するプロフェッショナルにとっていくつかの問題を引き起こしています。
以前のバージョンのmacOSでは、iTunesに追加したすべての曲をリスト化し整理したXMLファイルをエクスポートすることができました。このファイルはサードパーティ製のアプリケーションからアクセスでき、DJにとって非常に便利です。しかし、macOS Catalinaに搭載された新しいミュージックアプリでは、Appleはシステム内での音楽ライブラリの構造を変更しました。その結果、macOS Catalinaを使用しているDJやその他のプロフェッショナルは、SeratoやTraktorなどのアプリに音楽ライブラリをエクスポートできなくなりました。
Appleは The Vergeに対し 、ライブラリ全体をXMLファイルとしてエクスポートするオプションが永久に削除されたため、開発者は新しいミュージックアプリに対応するようアプリをアップデートすべきだと述べた。また、この機能に依存しているプロフェッショナルは、これらのアプリの新バージョンがリリースされるまで、コンピューターをmacOS Catalinaにアップグレードしないことを推奨している。
iTunes XMLライブラリを使用するプロ仕様のオーディオアプリをお使いの場合は、今のところAppleの最新バージョンのオペレーティングシステムは避けてください。皮肉なことに、Windows PCにはまだiTunesが搭載されているので、XMLライブラリの管理にそれを使うことも選択肢の一つです。
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